to change
the world

新しい情報を得ること
新しい建物を見上げること
新しいシーツで眠ること
新しい国へ行くこと
新しい味に触れること
新しい音楽を聴くこと
新しい人と出会うこと
新しい明日に期待すること
国や地域の事情でそれができない状況にある人を想うこと
どれもやるべきこと

- きりばやしひろき

topics

▲pagetop

what brought me here

楽器を始めたばかりの初心者でもプロの手ほどきを直接受けられる場は案外沢山ある。

また、教室や個人レッスンのようなスタイルで商売をされている組織は無数にある。

海外でも先進諸国あるいは途上国の都市部などではそのようなサインボードを大抵見かける。

それらのおかげで幸い今も昔も、演奏が趣味だという人々の数は絶えることがない。

それはとても尊いことであり、私個人、その世界に従事していらっしゃる方々には日々感謝をしている。

一方、我が合宿がそのような類いのものであると誤解される事実が未だにある。

2003年の発足以来、この信念を曲げずにやり続けてきたのにも関わらず・・・いえ、それは主催者の心内のみのことでなく、

これまでに百数十もの電波媒体や紙媒体を通じてこの思いを語り、実際に無数の

開催合宿を体当たりで行ない、

富士山の麓・河口湖での合宿だけでも既に数千名の参加者と共に過ごしてきたのにも関わらず・・・である。

日々応援してくださっている近しい方々でさえも一部そのように誤解するのだから、

既存のものからの固定観念というのは本当に恐ろしい。

ここで改めて申し上げておくが、Q-saiは「教える」のが目的ではない。

発足当初から度々お話しさせて頂いている通り、できるならばそういったものは

世の中の楽器教室等に従事する無数の方々に根こそぎお任せしたいのである。

0を1にすること。これがQ-saiの目的であり、信念である。

つまりは「無機」を「有機」に換える・・・ということだ。

放っておけば何もないであろう場所に何かしらのエネルギーを起こそうというのがQ-saiの目指すところであり、

ある意味では天命だと思っている。

楽器教室のようなものをやりたくてQ-saiを始めた訳ではない。

しかしながらこうやって明確に表現しても恐らくまたどこかで

「Q-saiさんの教室ではどんなカリキュラムを組んでいるんですか」とか

「もし参加したら私は先生に何を教わろうかな」などといったピント外れの言葉を耳にするであろう。

前例がない故に止むを得ぬものとして常々覚悟はしているが、しかしながらそれなりに長年頑張ってきたつもりではあるので、

未だ誤解をお持ちの方々くれぐれも宜しくお願いしますね。

ちなみに私は宗教の類いを一切信仰しない主義であるが、ある意味ではこのQ-saiを通じて

音楽の布教活動をしているのだとは常々思っている。

音楽に深く寄り添う人が増えれば増えるほど、単純に良いあれこれが期待できる。

疑う余地はない。今日までの人類史が散々それらを証明してくれているのだから。

近年の我が国においては、一部では氷河期などと形容される楽器業界その他

音楽マーケット全体を活性化させることはもちろん重要である。

楽器を扱うお店が自分の街にあるのとないのとでは街の雰囲気も違うし、

少なくとも、ないよりはあったほうがハッピーだ。

・・・だが、我々の描く究極の夢はといえば、そのまだ先のほうにある。

きちんとした方法で音楽が深く広く正しく世界中に浸透すれば、その先にある尊い結果へと必ず繋がってゆく。

うまくイメージできないかも知れないが、少なくとも私の頭の中ではそのすべてのプロセスが明確に可視できている。

人類にとって究極の夢である世界平和さえ実現できると断言する。

洋邦を問わず珠玉の音楽には各国の文化、思想、歴史、哲学、そして何より物凄いエネルギーが凝縮されている。

音楽を何となく聞き流している人にはもちろん何も入ってこないが、

正しく音楽と向き合えている人には人類共有の知的資源が容赦なく流れ込む。

と同時にアンサンブルの理念である“調和”の精神にじわじわと触れてゆくこととなる。

残念ながらここ数十年で人々は音楽との向き合い方を大きく変えてしまった。

今我々の言う「音楽」という言葉の意味合いと、

たとえば40~50年前の人々が使っていた「音楽」という言葉の意味合いとではだいぶニュアンスが違う。

とくにデジタル化したことで音楽が聞き流しやすいものになってしまったのは大きい。

そういった意味で、日本あるいは世界中で、音楽を真に愛する者(=Music Lovers)の割合がまだまだ全然足りない。

また、Q-saiが河口湖等で定期開催しているせいぜい一回に十数名定員の体当たり合宿だけでは何の勢力の足しにもならない。

前述した明確な目的がある以上、Q-saiは今後様々な形態をとりつつ、国内外の垣根を越えてのアクションを積んでゆくこととなる。

ひょっとしたら皆さんも知らず知らずのうちに、あるいは既に、音楽の宣教師のようなものになっているかも知れない。

もちろんそんな意図はなくとも、音楽の素晴らしさを深く味わってしまったなら、大切な誰かと分かち合いたくもなるだろう。

それがあちらこちらで少しずつエスカレートしてゆけば、やがてはひとつの大きな力となる。

昨今、音楽以外に娯楽は山ほどあり、それらが音楽マーケット全体を侵食しているなどとよく言われるが、

音楽をそれ以外の娯楽と同じ土俵にあげるには違和感がある。

そもそも音楽とは太古から常に我々人類のそばにある・・・何気なく見上げたそこにいつもある

雲や星や月や太陽みたいなものだった筈だ。

・・・そうそう、皆さんに長年うっかり伝え忘れていたことがある。

Q-saiのイニシャルアルファベット“Q”の文字をよく見て頂きたい。

そこには「0」と「1」という二つの数字が入っている。

もちろんこれは勝手な解釈だが、なにげに象徴的なので私は気に入っている。

そんな経緯で、Q-saiだけでなく弊社(=Quiree)の名にもこの文字を使わせて頂いている。

ただ、ちょっぴり惜しいのは、級数(=文字サイズ)的に1が0よりもだいぶ小さいというところである。

音楽と深く寄り添って生きる人々(=1)と、音楽にはとくに影響されずに生きる人々(=0)とでは、

広くみれば前者はまだまだマイノリティなのかも知れない。

だとしたら尚更、Q-saiを続ける意義がある。

ちなみに“Q”をアルファベット小文字に書き直してみると、ご覧の通りマイノリティは逆転し、マジョリティになる。

人類にとっての究極の夢に向け、0を1にする活動をこれからも広くエスカレートさせてゆこうと考えている。

Q-saiに是非とも、その力を貸して頂きたい。

Q-sai@演奏体験が地域を、社会を、世界を、明るく元気にする

Q-sai@楽器挫折者救済合宿

▲pagetop

profile

きりばやしひろき (1971-)

drums, guitar, keyboard, composing, “楽器挫折者救済合宿”主宰。

上京して間もない1990年“Laughin' Nose (Toshiba EMI)”等のツアーサポートを経て1994年に“叫ぶ詩人の会 (Ponycanyon)”でメジャーデビュー。

様々なバンドへの参加、楽曲提供、連載や著書の執筆、ラジオパーソナリティなどの活動と並行し、2003年“楽器挫折者救済合宿 (Q-sai)”を立ち上げる。

世の中をMusic Loversでいっぱいに…という大きな夢を視野に、2011年“Quiree株式会社”設立。“0を1に”をキーワードに、非オーソドックスな発想と手段で日々その実現を目指している。

experiences

[メディア履歴]

TV
■NHK Eテレ「あなたもアーティスト 挫折者救済!きりばやしひろきのギター塾」レギュラー
■テレビ朝日「金髪先生」レギュラー
■テレビ東京「誰でもピカソ」ゲスト
■フジテレビ「どーなってるの?!」ゲスト&スタジオ生ライブ
■NHK総合「トップランナー」ゲスト&スタジオ生ライブ
■テレビ朝日「ニュースステーション」ゲスト&スタジオ生ライブ
■TBS「ニュース23」特集コーナーで密着
■フジテレビ「ザ・ノンフィクション」密着取材
■テレビ朝日「真っ昼ま王」レギュラー
■NHK-BS「真夜中の王国」ゲスト
■フジテレビ「スーパーニュース」密着取材
■BS-ASAHI「悠遊!オフタイム」ゲスト
・・・他

ラジオ
■NHK-FMラジオ「FMトワイライト」レギュラー
■ニッポン放送「代わりに叫んでヨカですか?!」レギュラー
■ニッポン放送「きりばやしひろきのブロードバンドニッポン」レギュラー
■文化放送「果物が好き」レギュラー
■文化放送「叫ぶ詩人の会」レギュラー
■ニッポン放送「叫ぶ詩人の会のオールナイトニッポン」第二部にて生放送
■TOKYO FM「SUPREAM」生出演
■ニッポン放送「正義のラジオ・ジャンベルジャン」生出演
■ニッポン放送「ひろきとあさこのブロードバンドニッポン」レギュラー
■ニッポン放送「HOT'n HOTもうすぐお気に入りに追加」生出演
・・・他

連 載
■「1分で読める!楽器挫折者のための救済めるまが」
■ちゃぐりん(JA家の光協会)
■小説すばる(集英社)
■ダカーポ(マガジンハウス)
■夕刊フジ(産經新聞社)
■NHK・ケータイサイト
■「musician」(ミュージックトレード社)(月刊誌)
■ニッポン放送会員制ケータイサイト・直筆待受け付きエッセー「楽器の遣い」
・・・他

[主な著書]

■「大人のための3日間楽器演奏入門~誰でもバンド演奏できるプロの裏ワザ」(講談社+α新書)
■「楽器挫折者救済合宿 ギター・ジャカジャカ」(K&Bパブリッシャーズ)
■「ギター挫折者救済ピースvol.1」(ミュージックランド)
■「ギター挫折者救済ピースvol.2」(ミュージックランド)
■「ギター挫折者救済ピースvol.3」(ミュージックランド)
■「ギター挫折者救済ピースvol.4」(ミュージックランド)
■「あなたもアーティスト 挫折者救済!きりばやしひろきのギター塾」(NHK出版)

[主な録音作品]

■「虹喰い」叫ぶ詩人の会(PONY CANYON)
■「LOVE&PEACE」叫ぶ詩人の会(PONY CANYON)
■「恋歌」叫ぶ詩人の会(PONY CANYON)
■「花束」叫ぶ詩人の会(PONY CANYON)
■「青」叫ぶ詩人の会(PONY CANYON)
■「ベルリン発プラハ」叫ぶ詩人の会(PONY CANYON)
■「Anthology」叫ぶ詩人の会(PONY CANYON)
■「GOKU」叫ぶ詩人の会(FISH RECORD)
■「LIVE IN SYDNEY」Screaming Poets(FISH RECORD)
■「HEART OF GOLD」森重樹一(日本COLOMBIA)
■「BUTTERFLY」森重樹一(HEATWAVE)
■NHKアニメ「はじめ人間ゴン」主題歌「バビブベビンビン」(PONY CANYON)
■「スターリン15~死んだものほど愛してやるさ~」スターリン(bounce/チッタ・レコーデイングス)
■「SunnydayOrange'」SunnydayOrange'(orizzonte records)
■「オールスターキャスト」SunnydayOrange'(orizzonte records)
■「宝石」黄金の手
■「石ころ」黄金の手
■「静物の森」静(blue records)
■「ハタ坊のおでん」叫ぶ詩人の会(PONY CANYON)
■「始まりと終わりの物語」叫ぶ詩人の会(PONY CANYON)
■「はきだめの鶴」叫ぶ詩人の会(PONY CANYON)
■「ラジオ」叫ぶ詩人の会(PONY CANYON)
■「SAD」森重樹一(日本COLOMBIA)
■「BLOWIN' FREE」森重樹一(日本COLOMBIA)
■「夜は朝が思う程」 森重樹一(HEATWAVE)
■「終焉JCT」 Out Of Survice
・・・他

Q-saiメディア履歴

ギター挫折者をゼロにする新発明『Qactus-カクタス』

▲pagetop

my work

some of links related to my works -> CLICK

▲pagetop

contact me

*いただいたメッセージにはすべて目を通していますが、必ずしもご返信をお約束するフォームではございませんので予めご了承の上、送信してください。

Quiree co.,ltd.

mail magazine